和楽器バンド-大新年会2017@東京体育館_雪ノ宴/桜ノ宴-
和楽器バンドとは
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ(AMC)所属の8人組、詩吟ボーカル・尺八・津軽三味線・箏・和太鼓・guitar・bass・drumというメンバーで、和楽器と洋楽器をコラボし今までに無い音楽を生み出している人気急上昇中の和ロックバンド。2013年からグループ活動を始め、詩吟ボーカルの鈴華ゆう子さんが『日本の伝統芸能をよりポップに世界に広げていきたい』としていることから、既に海外公演を多数経験し、海外ファンからも大変な人気を博しています。
2017年1発目のライブ【大新年会2017 雪ノ宴・桜ノ宴】に参戦してきました。今回は東京体育館(@千駄ヶ谷) で2days開催され、両日で1万5000人を動員し、人気の高さを改めて感じられました。また、音楽もさる事ながらライブでの演出も素晴らしく、実際に会場に赴くと本当に老若男女幅広い年齢層と国籍の方々がいることに加えて、メンバーのファッションを模した和装で参戦するファンも多くおり、他のアーティストではなかなか見られない光景です。
エイベックス公式のMVを紹介します。
1.千本桜(Senbonzakura)
2017年2月19日時点で5,400万回再生という再生回数から分かるように、このVOCALOID曲のカバーから和楽器バンドが広く知られるようになりました。
2015年に1stアルバム「ボカロ三昧」を発売しまして、その名の通りボカロ曲を和楽器バンド風にアレンジしたものが詰まっています。
2.戦-ikusa-
和楽器バンド / 「戦-ikusa-」/Wagakki Band「Ikusa」Music Video - YouTube
和楽器バンドのもう1つの特徴として、メンバーが作詞・作曲している曲が非常に多いです。それぞれ今まで生きてきてそれぞれ想いがありますし、各楽器のプロなのでそれらを活かす曲・融合する曲を創ることが出来ます。
こちらはゲーム「戦国無双」とタイアップしてbassの亜沙さんが作詞・作曲したものです。MVのストーリーも見所となっております。
3.暁ノ糸(Akatsuki no ito)
和楽器バンド / 「暁ノ糸」MUSIC VIDEO/Wagakki Band"Akatsukino Ito" - YouTube
冒頭は詩吟ボーカルの鈴華ゆう子さんが詩吟「事を感ず」から始まり、ロックなイントロと壮大な曲調となっています。
こちらはguitarの町屋さんが作詞・作曲をしており、またライブでのファンのアンコール曲でもあります。アンコールを求め会場でファン全員と合唱するというものなかなか無いものです。
4.起死回生(Kishikaisei)
和楽器バンド / 「起死回生」Kishikaisei MUSIC VIDEO - YouTube
ご存知ない方も多いかもしれませんが、2016年リオ五輪の中継テーマ曲(テレビ東京系列)にもなっていた楽曲です。アスリートの皆様と日本全体でリオ五輪を盛り上げる為、和太鼓を中心とした曲調になっています。
こちらはもちろん和太鼓の黒流さんが作詞・作曲しており、MVでは全国のよさこいダンスチームやパフォーマンスチームのダンスとコラボした映像です。次期の東京五輪(2020年)の開会式で和楽器バンドがパフォーマンスすることを想定して作られたもので、黒流さんが『冒頭では三本締め、イントロでは祭囃子、間奏ではサンバのリズムを取り入れたりと、全体的に踊りたくなる楽曲に仕上げました。ライヴでもオーディエンスの皆さんとの一体感を演出したい』と語っているように、ライブでもより熱くなる曲になっています。
5.オキノタユウ(Okinotayu)
和楽器バンド / 「オキノタユウ」Full size music video - YouTube
和ロックでありながらバラード曲もあります。2017年1月31日に公開となりました新曲で、渡り鳥であるオキノタユウ(別名アホウドリ)の視点から日本の四季を感じさせる美しいMVです。
こちらはguitarの町屋さんが作詞・作曲をしています。メンバーの中でも一際異彩(才)を放つ町屋さんに憧れるファンが多いのも頷けます。
まだまだ紹介し足りませんが、これをきっかけに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。よりファンが増え、この和楽器バンドがより盛り上がっていけたらなと思っています。
そんな和楽器バンドが2017年3月22日に3rdアルバム「四季彩」を発売します。
こちら様々な形態で販売されることになっている非常に面白いものです。限定で付属されているものが違うので、ファンにとっては非常に嬉しい悩ましさのところです。
2015年に2ndアルバム「八奏絵巻」はオリコン1位を獲得したので、是非ともこちらの3rdアルバム「四季彩」も続けて1位を獲得出来るようファンを増やしていきたいです。